扶養内で稼ぎたい!主婦・パートのチャットレディが注意すべき点4つ
「扶養内でチャットレディとして働きたい!」
「お小遣いが欲しいけど夫の扶養からは外れたくない」
意外にも、そんな要望をもつ方って多いんです!
“扶養内で働く”というのは簡単なことだと思われがちですが、比較的稼ぎやすいチャットレディで扶養内の稼ぎに抑えるというのは以外にも難しいもの。
今回は、扶養内でチャットレディとして稼ぎたいという方に、注意するべきポイントをいくつか紹介していきたいと思います♪
主婦やパートとしてチャットレディをしている方はもちろん、学生の方もチェックしてみてくださいね!
①扶養として稼げる額を知っておこう!
そもそも“扶養”とは、親や配偶者(夫など)をはじめとする世帯主の収入で暮らす人を指す言葉です。
基本的には、世帯主の収入で暮らすことができますが、年間で決まった額であれば、パートやアルバイトをしても良いということが、国で認められています。
その決まった額と言うのが、いわゆる“扶養内年収”のこと!
扶養内年収として決められた額の中で働くことができれば、税金がかからないなどさまざまな特典を得ることができる制度になっているのです。
とはいうものの、扶養内年収の額は、扶養の種類によって変わってきます。
扶養には、「所得税の扶養」「社会保険の扶養」の2種類があるので、自分がどの範囲の扶養なのかをしっかり知ってから、チャットレディのお仕事と向き合っていきましょう!
所得税の扶養でのチャットレディの年間収入は『38万円』が限度!
基本的に、所得税の扶養は、年間103万円が基準になります。
これ以上稼いでしまうと、扶養から外れてしまい、
- 世帯主の所得が増える
- 自分の稼ぎに所得税をはじめとした税金がかかる
というデメリットが増えてきてしまいます!
一般的には「103万円以上稼ぐと扶養から外れてしまう!」とイメージするかもしれませんが、実は稼ぎがチャットレディになるとそこの部分が少し変わってくるので要注意!
この“103万円”というのは、【基礎控除額の38万円】と【給与所得控除額の65万円】を足した金額になります。
例えば、パートとして会社に雇われている場合、【基礎控除額の38万円】と【給与所得控除額の65万円】を受けることができるため、合計で103万円を稼ぐことができます。
しかし・・・
給与ではなく“個人の報酬”としてお金を受けとるチャットレディの場合は、【給与所得控除額の65万円】を受け取ることができないため、≪38万円が稼げる限度≫になってしまうのです!
なんだか難しい話をしてしまって、チンプンカンプンだ!という声が聞こえてきそうですが、扶養内でチャットレディをしたい場合は大切な知識になるので、よく読んで理解しておいてくださいね!
★Point★経費計上で38万円以上稼ぐことも◎
「38万円しか稼ぐことができないならチャットレディをする意味はないんじゃ・・・」
なんて悩まれている方も多いのでは?
上記で説明したのは、あくまで“所得が38万円以上になってはいけない”ということになるので、経費などを上手く活用して所得を38万円以下にすることができれば、それ以上稼いでも問題はありません♪
例えば、極端な話になってしまいますが、チャットレディで100万円を稼いだ場合でも、62万円分を経費として申告すれば、扶養から外れることはありません。
ただ、あきらかに仕事では使わないようなものは経費にできませんので、経費の計上の仕方にも注意してくださいね!
社会保険の扶養でのチャットレディの年間収入は『130万円』が限度!
あなたの旦那さんや両親などの世帯主が社会保険に加入している場合は、社会保険の扶養内に入ります。
社会保険の扶養は、所得税の扶養と比べて、扶養内年収の計算も簡単なのでご安心を♪
結論から言うと、社会保険の扶養でチャットレディが稼げる年収は130万円になります。
ちなみに、社会保険の扶養の場合は、経費は関係ないので難しいことを考える必要もありません。
年収130万円に抑えることで、
- 年金を受け取る権利が得られる
- 健康保険に加入できる
などの制度がありますが、130万円以上稼いでしまい扶養から外れてしまうと、年金や保険などの税金を自分で支払わなければいけなくなってしまうので要注意です!
まとめると、どちらの扶養からも外れたくない場合は、“年収130万円を超さず、所得を38万円に抑える”ことが大切です!
扶養内で働いて、税金免除などの特典を受け取るのか、はたまた扶養はあえて外れてたくさん稼いで税金や保険は自分で払うのか・・・自分のライフスタイルとよく相談しながら検討してみてくださいね!
②収入の計算はしっかり行おう!
中には、
「旦那には内緒で扶養内で稼ぎたい」
「両親にはバレたくない!」
なんて方も多いことでしょう。
世帯主に内緒でチャットレディをするにしても、しっかり伝えた上でチャットレディをするにしても、収入の計算は必ず細かく行っておきましょう!
ウッカリ稼ぎすぎてしまい扶養から外れてしまうと、世帯主の払う税金が増えてしまったり、あなたの保険証が発行されなくなってしまったり、あなた自身も税金を払わなければいけなくなったり・・・いろいろなデメリットが増えてきてしまいます。
できれば、月末には、その月にいくら稼いだのか・経費はいくらつかったのか、ノートなどにまとめておいて、年間の収入や所得がひと目でわかるように管理しておきましょう!
③扶養内でも確定申告が必要な場合があります!
あなたがもし、チャットレディ以外のアルバイトやパートをしており給与所得がある場合は、確定申告が必要になることもあります。
チャットレディでの所得が年間で20万円以上ある場合は、確定申告の必要があるので注意してくださいね。
また、チャットレディのみでしか働いていない場合でも、1年間の所得が38万円以上になると、確定申告をする必要があります。
上記でも説明しましたが、この場合は扶養から外れてしまうので、よく考えながら働いてくださいね!
ちなみに、確定申告が面倒だからと言って怠ると、バレたときにさまざまな税が科せられて損をしてしまいます。
- 無申告加算税
- 滞納税延滞税
など、無駄な税金を払わなければ行けなくなるので、上記に該当する方は必ず確定申告を行いましょう!
④経費を上手く使おう!
上記でも、“稼ぎすぎた場合は経費を上手く活用すれば問題ない!”ということを説明しましたが、チャットレディにおいて経費の存在って本当に大切です!
分からない人も多いかもしれませんが、チャットレディは経費として計上できる項目が非常に多いため、実は節税がとっても簡単なんです。
「扶養内なのに、ついつい稼ぎすぎてしまった!」
なんてことにならないように、あらかじめ計上できる経費を知っておき、上手に稼いでいきましょう。
チャットレディでは、下記のような項目が経費として計上できます♪
- パソコン代
- スマホ代
- WEBカメラ
- 照明
- 通信費
- 家賃、光熱費(在宅チャットレディの場合)
- チャットで使用する洋服
- ウィッグやコスプレ衣装
- 化粧品
まとめ
今回は、扶養内で稼ぐチャットレディが注意すべき点を4点紹介していきました。
扶養・税金・確定申告・世帯主・基礎控除額・給与控除額など、難しい言葉だらけで、頭がチンプンカンプン!という方も多いかとは思いますが、扶養内で働くために大切な情報をまとめていきましたので、しっかり理解できるように頑張ってみてくださいね!
一度理解できれば、毎年確定申告の時期になって困ったり不安になったりする必要もありません♪
扶養に関する知識を深めて、チャットレディの仕事と上手に向き合っていきましょう!